2025年12月28日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」の30周年特別企画について紹介した記事が掲載された。
記事はまず、「数えきれないほどのアニメファンにとって、『名探偵コナン』はもはや単なるアニメではなく、何世代にもわたって親しまれた名作となっている。
続けて、「最初に往年のファンを最も熱くする企画が、テレビアニメ1時間スペシャル『工藤新一水族館事件』のリメーク放送だ。同エピソードは過去にもアニメ化されているが、今回は単なる再放送や焼き直しではなく、全面的なクオリティーアップが施されている。さらに原作漫画の第0話に当たる貴重な内容も盛り込まれ、物語がより完成度の高いものとなっている」と述べた。
次に、「『名探偵コナン』としては実に10年ぶりとなる2時間構成の完全オリジナルストーリー『30号殺人事件』の制作も発表された。脚本を担当するのはファンにおなじみの櫻井武晴氏。『ゼロの執行人』や『緋色の弾丸』など数々の劇場版を手掛けてきた実績を持つ」と説明した。
さらに、「26年1月10日の放送より、エンディングテーマが倉木麻衣の曲に一新されることが発表された。また、『名探偵コナン』の象徴ともいえるCM前後のレンガ扉が25年ぶりにリニューアルされる」とした。
そのほかにも、「『名探偵コナン』コンサートの開催や、Jリーグや鳥人間コンテストとのコラボレーションなど多岐にわたる企画が展開され、さまざまな層のファンの期待に応えていることから、公式が30周年記念に並々ならぬ力を注いでいることがうかがえる」と強調した。
そして、「個人的に最も期待しているのは、やはり名物であるレンガ扉のアップグレードだ。この演出はあまりにも有名で、長年の視聴者であれば一目見ただけで『名探偵コナン』だと分かるほどだ。果たしてどのように進化するのか、現代のハイテク時代に合わせた演出になるのか、想像は尽きない」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)











