中国メディアの斉魯晩報によると、香港出身の世界的アクションスター、ジャッキー・チェン(71)は28日、映画「過家家」のプレミア上映会で、自身の「告別ソング」を制作済みであることを明らかにした。ジャッキーは告別ソングについて、自身が亡くなった日にリリースされることになるだろうと語った。
ジャッキーは、これまでたくさんの親戚や友人に別れを告げてきて「人はいつか死に、誰もが年老いていく」ことをはっきり理解しているとし、自身の微博(ウェイボー)アカウント(への投稿)は「送別」に関するものばかりだと率直に語った。今の心境は、言いたいことを言い、やりたいことをすぐにやり、先のことを考えないようにすることだという。
また、息子とはもともと年に一度電話で話をしていたが、良い言葉をかけず叱ってばかりだったので、電話で話すこともなくなったと明らかにし、今はただ息子が平穏無事に楽しく暮らしていることを願うだけだと語った。
インターネット上ではジャッキーの白髪姿に「永遠に40~50代というイメージだったのに」と衝撃を受ける声も聞かれた。「老けた」との声について、ジャッキーは「何十年も前の私の姿を覚えていてくれてありがとう。人は誰でも老いるもの。ゆっくり老いることができて私は幸せだ」と語った。(翻訳・編集/柳川)











