中国自然資源部の南海生態センターが同部の南海発展研究院などと共同でまとめた「黄岩島サンゴ礁生態調査報告」が12月29日に発表されました。

同報告書は、船舶航行、潜水調査、衛星航空リモートセンシング、原位置観測などの方式に基づいて、黄岩島のサンゴ礁の生態系状況について調査および評価しました。

それによると、保護区内の造礁サンゴの平均被覆率は38.8%に達し、多くの希少絶滅危惧野生動物が繁殖し生息する重要な場所となっていることが分かりました。調査期間中には、タイマイ、アオウミガメ、シャコガイ、ホラガイ、ホシダカラなど国家一・二級保護野生動物計94種が確認されました。(提供/CRI)

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