中国人民銀行(中央銀行)はこのほど、「デジタル人民元の管理サービスシステムと関連金融インフラ建設の一層の強化に関する行動プラン」を打ち出した。同プランに記された次世代のデジタル人民元の計算アーキテクチャ、管理システム、運営メカニズム、エコシステムは、2026年1月1日より実施されるという。
関連データによれば、2025年11月末現在、デジタル人民元による取引件数は累計34億8000万件、取引金額は累計16兆7000億元。デジタル人民元アプリを通じて開設された個人向けウォレットは2億3000万件、法人向けウォレットは1884万件に上る。中央銀行デジタル通貨(CBDC)を利用した取引をサポートするために開発されたマルチCBDCプラットフォーム「mBridge」における越境決済業務の累計処理件数は4047件、累計取引金額は人民元換算で3872億元に上り、各種通貨を利用した取引額全体に占めるデジタル人民元の割合は約95.3%となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











