中国国家統計局が27日に発表したデータによると、1-11月の全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の利益総額が前年同期比0.1%増の6兆6268億6000万元に上り、今年8月以降の累計増加率が4カ月連続で増加傾向を保った。
データを見ると、設備製造業の利益の牽引作用が目を引く。
ハイテク製造業の利益増加率が高かった。1-11月には、一定規模以上のハイテク製造業の利益が同10.0%増加し、1-10月に比べて2.0ポイント上昇し、増加率は一定規模以上の工業全体の平均レベルを9.9ポイント上回った。産業別に見ると、「人工知能(AI)+」行動が踏み込んで実施されたことにより関連の設備製造業の利益が好転し、電子工業専用設備製造業の利益が同57.4%増加した。また、航空宇宙産業の急速な発展が産業の利益の急速な伸びを後押しし、航空・宇宙機器および関連設備製造業の利益は同13.3%増加した。スマート化製品がデジタル・インテリジェンス・トランスフォーメーションをバックアップし、スマート消費デバイス製造業の利益が同54.0%増加した。
原材料製造業の利益が急速に増加した。1-11月には、一定規模以上の原材料製造業の利益が急増し、増加率は16.6%に達し、一定規模以上の工業企業全体の利益を2.0ポイント押し上げた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











