中国国際貿易促進委員会(CCPIT)は12月29日の記者会見で、最新の経済・貿易摩擦指数を発表しました。データによると、今年10月の世界経済・貿易摩擦措置にかかわる対象金額は前年同月比で7.3%減少しましたが、依然として高水準にあります。

総合指数では、10月の世界貿易摩擦指数は104となり、依然として高い水準を維持しています。関連金額は前年同月比7.3%減、前月比では1.2%減となりました。

国別指数を見ると、監測対象となった20の国・地域のうち、米国とインドの指数が上位にあり、中でも米国は、世界経済・貿易摩擦措置にかかわる対象金額が最も多く、16カ月連続で首位となっています。

また、CCPITの王文帥報道官は業種別指数について、監測対象となった13の主要産業の中で、摩擦の焦点は電子、医薬、機械設備、軽工業分野に集中しており、電子産業の指数が最も高かったと説明しました。(提供/CRI)

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