中国国際貿易促進委員会(CCPIT)が12月29日に開催した記者会見で明らかになったところによると、第4回中国国際サプライチェーン促進博覧会(以下、サプライチェーン博)の組織・準備作業は順調に進んでおり、今大会では初めて人工知能(AI)専用エリアが設置されることになりました。

第4回サプライチェーン博では、前回設けられた「イノベーション・チェーン」エリアを引き続き設置してイノベーションの成果の実用化・応用に至る完全なエコシステムが集約展示され、供給側と需要側の交流・協力の場を的確に構築する予定です。

また、量子技術、バイオマニュファクチャリング、水素エネルギーと核融合エネルギー、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)、エンボディドAI、第6世代移動通信(6G)など、未来の新たな経済成長のけん引役となる分野が、今大会の「6つのチェーン+1つの展示エリア」の中で重点展示コンテンツとして位置付けられます。

CCPITの王文帥報道官によれば、「デジタルテクノロジー産業チェーン」エリア内に初めて設置されるAI専用ゾーンでは、国内外のAI分野の主要企業(サプライチェーンリーダー)とそのエコシステムパートナーが共同出展し、データ収集、知的解析から具体的なシーンでの落とし込みに至るまでの、AI産業のエコシステム全体をパノラマ的に展示するということです。(提供/CRI)

編集部おすすめ