中国ジャイアントパンダ保護研究センター綿陽基地(綿陽中華ジャイアントパンダ苑)が29日、一般向けの試験運営を開始した。基地は綿陽科技城新区の鼓楼山生態公園内に位置し、国家林業・草原局と綿陽市政府が共同で建設したものだ。
綿陽基地の敷地面積は約120ヘクタールで、「松竹迎客」「春池飛鳥」「夏竹聴風」「秋渓幽谷」「冬嶺青松」の五つの機能エリアに区分されている。施設内には計54棟のパンダ飼育舎が整備され、内訳は自然環境に近い飼育舎39棟、放し飼い舎5棟、繁殖用舎6棟、疾病管理・救護舎4棟だ。これにより、大熊猫の繁殖、幼獣の育成、成獣の展示、疾病管理・救護を網羅する総合的なサービス体系が構築されている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)











