中国外交部は30日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が2026年1月4日から7日にかけて中国を公式訪問すると発表した。

中国メディアの澎湃新聞は、中国外交部の30日の定例記者会見でこの件について質問を受けた林剣(リン・ジエン)報道官が「李大統領は習近平(シー・ジンピン)国家主席の招待に応じて1月4日から7日まで中国を公式訪問する。

李大統領の就任後、初めての訪中となる」と述べた他、「中国と韓国は互いに重要な近隣国であり、協力パートナーだ。(中国は)両国首脳の戦略的指導の下、今回の訪問が中韓の戦略的協力パートナーシップをさらに発展させる上で積極的な役割を果たすことを期待する」と表明したことを伝えた。

一方、中国SNSの微博(ウェイボー)では李大統領の中国訪問に関する話題を巡って「韓国の大統領が中国を公式訪問するのは6年ぶりだ。前回は2019年に当時の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が訪中した」との投稿も見られ、ネットユーザーからは「こんなに近いのに4日も滞在するの?」「中国と韓国の友好往来を支持する」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領より対中関係を重視している」「李大統領は物事を分かっている人だ」などの声が上がった。(翻訳・編集/野谷)

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