中国内陸部の江西省鷹潭市に位置する同省北東部初の保税物流センターが12月30日、連合検収チームによる現場検査を無事通過しました。これは同地域の対外開放プラットフォーム整備が大きく前進したことを示します。
同センターは、敷地面積が約5万3600平方メートル、倉庫面積は約3万6200平方メートルです。付近には鷹潭国際陸港の鉄道貨物駅と税関監督作業区域があり、鷹潭の発達した鉄道ネットワークを通じて寧波港、アモイ港、広州港などの沿海の港に効率的に貨物を輸送できます。
同センターは、鷹潭市の銅系新素材、電子情報、眼鏡などの特色ある産業クラスターを重点的にサポートし、企業にとって便利な保税倉庫、原料供給、迅速な税還付などのワンストップサービスを提供します。これにより、企業の物流と運営コストが削減され、サプライチェーンの強靱(きょうじん)性と国際競争力の向上に寄与するものと見込まれます。
鷹潭保税物流センターの運営開始は江西省が「一帯一路」や長江流域経済ベルトと接続する重要な拠点として、地元産業と世界市場の深い融合を強力に促進し、江西省が国家級の銅系新素材クラスターを構築し、高いレベルの開放型経済を築くための強力な支えとなると見込まれます。(提供/CRI)











