2025年の日本と台湾の相互交流人口が前年を上回り、過去最多となることが確実になった。昨年10月に閉幕した大阪・関西万博に来場した海外客でも、国・地域別で台湾が最多を占めた。

台湾メディアが伝えた。

台湾・中央通信社が紹介した日本政府観光局(JNTO)の報道資料によれば、25年1月から11月までに台湾から訪日した台湾人は推計で延べ617万5000人となり、24年1年間の604万4400人を超えた。訪台日本人客は交通部観光署(観光庁)の統計では24年1年間で131万9592人だったのに対し、25年は12月23日の時点で約142万人に達しているという。

24年の相互交流人口は約736万人で過去最多。台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表(大使に相当)は「25年は820万人に達する見通し」としている。万博については日本国際博覧会協会が昨年12月24日、来場者の居住地別割合を公表。海外からの来場者は全体の5.2%で、内訳は台湾が17.5%で最多だった。中国15.4%、米国11.4%、香港7.3%と続いた。

李代表は自身のフェイスブックでこれらのデータを取り上げ、「台湾の総人口(約2330万人)から計算すると日本を訪れる人の割合は驚くほど高い」と言及。台湾の人々が訪日旅行をする主な理由として、自然景観と文化的深み、豊富な観光資源を兼ね備えていることや台湾からの近さ、円安で物価が手頃になっていることなどを挙げた。

李代表は「台日の友好がさらに深まっていることの表れ」とも強調。訪台日本人客の数が相対的に少ないのは「主に長期的な円安が影響している」と分析し、円が以前の水準に戻れば、日本人の台湾旅行の後押しになるとの見方を示した。

一方、日本の旅行代理店がまとめた年末年始の海外旅行先人気ランキングでは韓国ソウルがトップで台北は2位となっている。(編集/日向)

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