中国のSNS・小紅書(RED)に「日本人の素養は、日本国内でしか見られない場合もある」との投稿があり、反響を呼んだ。

投稿者は「以前からインスタグラムなどのSNSで台湾人が投稿しているのを見たことはあったが、今回、自分が実際に体験したことでより発言する立場になれた気がする」とした上で、台湾で見かけた日本人親子について説明した。

投稿者によると、高雄から墾丁へ向かう長距離バスの前の席に日本人の母娘が座っていた。2人は乗車するとすぐに持ち込んだ鶏排(ジーパイ。台湾風フライドチキン)を食べ始めた。投稿者は「それ自体は問題ない」としつつ、2人が鶏排を包んでいた紙袋などを座席に放置したままバスを降りていったと明かした。

一緒にアップされた写真には、当事者とみられる若い女性と中年の女性がバス車内で並んで座っている様子が写っている。

投稿者は先日、台湾で列に並んだ日本人が日本語で「どうせここ台湾だし」などと言い放っていたとのThreads(スレッズ)への投稿が話題になったことに触れ、「多くの中国人観光客は日本を訪れた際、日本人が列に並び、秩序を守っている姿を見て『日本人は本当に素養が高い』と感嘆する。その見方を否定するわけではないが、より全体像に近い視点を補足したい」とした。

そして、「こうした(素養が高いと言われる)行動は、果たして個人の教養や品格に由来するものなのか。それとも、集団主義的な雰囲気や周囲の視線といった外的な拘束による部分が大きいのか。海外に身を置き、そうした外的拘束が失われた時にこそ、このような細かな振る舞いをよく観察する必要がある」との見方を示した。

この投稿に中国のネットユーザーからは「旅の恥はかき捨て」「日本人は素養が高いという言葉を聞くたびに笑えてくる」「スイスの列車で中年の日本人男性がいきなり靴を脱いで向かいのシートに足を乗せた。その瞬間をスマホで撮影した」「広州のスシローで隣のテーブルの日本人が、店員の日本語がおかしいと言って嘲笑していた」「その通り。

彼らの高い素養とやらはみんな制約によって生み出されたもの。海外に行ってその制約がなくなると好き放題にやる」「日本人は日本でも、他人に見られていない時はこういうふうにする」「日本人は本当にマナーを重んじているのではなく、周囲の人に白い目で見られるのが怖いだけ」といった声が上がった。

一方で、「(中国と日本の違いは)汚物の中から飯を拾い上げるか、飯の中から汚物を拾い上げるかの違いだ(※マナーの悪い人の割合が違うという意味)」との意見や、「どんな国でも、良い人もいれば悪い人もいる。素養についても、同じことが言える」との意見も寄せられていた。(翻訳・編集/北田)

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