2026年1月6日、台湾メディアの琅琅悦読は、「もののけ姫」のIMAX 4K修復版が台湾で公開決定したことを報じた。

記事は、「『宮崎駿の最高傑作』とも称されるスタジオジブリの名作アニメーション『もののけ姫』が、IMAX 4K修復版として台湾の劇場スクリーンに登場することが決定した。

スタジオジブリ作品の台湾独占配給を手がける甲上娯楽は、今月5日、宮崎監督の85歳の誕生日に併せて、このファン待望のビッグニュースを発表した」と伝えた。

その上で、「『もののけ姫』IMAX 4K修復版は今月23日に台湾で劇場公開され、続いて4Kデジタル修復版が29日より上映される予定。同作がIMAXおよび4K仕様で上映されるのは今回が初となる。高解像度による緻密な映像美に加え、音響もよりクリアになり、映画体験としての没入感が大幅に向上している。観客は、最高峰の映像・音響クオリティーを通じて、再び宮崎監督が描き出した壮大な世界へと足を踏み入れることになる」と紹介した。

また、「宮崎駿作品は世界中で高い評価を受けているが、スタジオジブリが本格的に国際市場へ進出する転機となったのが、1997年に公開された第10作目の長編アニメーション『もののけ姫』である。公開当時、日本映画史上最高となる興行収入193億円を記録し、2020年の再上映後には累計興行収入201億円を突破した。現在に至るまで、宮崎監督のキャリアの中でもスケールが大きく、思想的重厚さを備えた代表作の一つとされている」と説明した。

さらに、「原始の森、神々、そして人間の衝突を描いた『もののけ姫』は、本来『包み込まれる』ような大スクリーンでの鑑賞によってこそ、その圧迫感と重みを真に体感できる作品である。IMAXの巨大スクリーンでは、森はもはや単なる背景ではなく、観客に迫り来る生命体として立ち現れ、風の音や光と影の一筋一筋が、大自然の圧倒的な存在感と人間の小ささを改めて実感させてくれるだろう」と言及した。

そして、「『もののけ姫』をIMAXスクリーンで最も原作に忠実な視聴覚体験にするため、スタジオジブリは新たに4Kデジタル修復マスターテープを制作した。現在の劇場環境が全面的に4K上映へ移行する中で、スタジオジブリは従来の2K映像の拡大処理に頼るのではなく、自ら映像品質を管理し、4K版を制作する道を選んだことにより、IMAXの大スクリーン上で、より豊かで完成度の高い映像・音響表現と没入感を実現している」とした。

甲上娯楽のYouTube公式アカウントが同作の予告動画を投稿すると、台湾のネットユーザーからは「名作は永遠に語り継がれる」「名作って、何度でも上映されるべき」「やば…昔からこんな映画があったとか、本当にすごい。こんなふうにずっと再上映してくれていいのに」「この前『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』を見た後、同じく自然を守るのがテーマの『もののけ姫』を見返したんだけど、30年間で2つの神作の間を生きてると思うと、幸せ過ぎる」とのコメントが寄せられた。

また、「見に行くつもり!」「最高過ぎる。何回でも見る」「何回再上映されても、そのたびに見に行く」「画質には正直そこまで期待してないけど、それでも見に行く。通常上映も行く」との意欲的なコメントや「セル画ってやっぱりすごい…また4Kになって、10年後には16Kで再修復されてそう」「もし劇場版『鬼滅の刃』無限城編みたいなクオリティーの映像にできたら、もっと多くの人が見に行くと思う」などと、画質に言及したコメントも集まった。

そのほか、「エンディング曲はやっぱり映画館で聴かないと、あの感動は味わえない」「お願いだから、みんなエンドロールですぐ立たないで。最後まで音楽をちゃんと聴かせてほしい」「シシ神様のポスターセット、また出してくれないかな?できれば一気に全部そろえたい」「また転売ヤーがポスター目当てで荒稼ぎするタイミングだな」との、要望や懸念も寄せられている。(翻訳・編集/岩田)

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