2026年1月11日、台湾メディア・中時新聞網は、日本を訪れた台湾の芸能人が高額な和牛料理店で期待外れの体験をしたことを、著名な日本旅行通の解説と共に報じた。

記事によると、芸能人のケンナ(Kenna)氏が日本旅行中にグーグルマップで五つ星評価を獲得しているレストランを訪れ、和牛バーガーと和牛丼を注文したところ、会計が1万8000円を超えた一方で、実際の味が価格に見合わず、「地雷を踏んだ」と感じたという。

この「訴え」に対し。元台湾大学病院感染症科医師で日本旅行の達人として知られる林氏璧(リンシービー)氏がフェイスブック上で反応した。

記事は、同店について林氏が、グーグルマップでは3948件の口コミがあり評価が4.7、トリップアドバイザーでも404件で4.7という高評価を得ている一方、日本人が主に使用するグルメサイト「食べログ」では評価が一切ついていないと指摘し、同店を「日本人が全く行かず、外国人の商売しかしていないレストラン」だと断定したと伝えた。

林氏によると、この店は銀座、渋谷、新宿などで急速に展開している店で、1960年代から続いていること、100%ハラール対応の和牛ステーキなどを提供していることをうたい文句にし、インバウンド客向けのSNSで1位を獲得しているという。

林氏は調査結果を示した上で、「観光客向け名店」と「真の名店」を見分ける基準を紹介。グーグルマップの評価が200件以上かつ4点以上で、同時に食べログの評価が100件以上かつ3.5点以上であることを優良店の基準とし、「本当においしい店は両方のサイトで高得点になる」こと、食べログの点数だけが高い場合は観光客にまだ知られていない地元客向けの店である可能性が高いことを持論として披露した。

記事は最後に、林氏が「食べログに評価がない店は日本人が利用していない証左」であるため、入店前に心構えが必要であること、また行列に欧米系の観光客しかいない場合も注意が必要だとする一方、高評価が必ずしも「サクラ」ではなく、「物価が高く消費能力の高い欧米圏からの観光客が日本の適正な和牛相場や品質基準を知らないため、高額であっても満足して高評価をつけている可能性がある」と分析したことを併せて紹介した。(編集・翻訳/川尻)

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