中国・重慶市で女性がSNS上で「ブタの食肉処理を手伝ってほしい」と呼び掛けたところ、1000人ものネットユーザーが押し寄せる事態となった。中国メディアの極目新聞などが報じた。

記事によると、女性は先日、SNSに「1月11日にうちでブタを2頭処理します。誰かブタを押さえるのを手伝いに来てくれませんか?刨豚湯(豚肉料理)をごちそうします。父が高齢で、ブタを押さえきれないかもしれないので」とのショート動画を投稿。「家の前を車でいっぱいにしたい。できれば結婚式よりもたくさんの車で。村の中で一度、胸を張りたい(誇らしい気持ちになりたい)」とも語り、コメント欄に自宅の住所を記した。

「ブタ2頭の食肉処理を手伝って」=女性の呼び掛けで1000人押し寄せる―中国

ところが、この投稿は予想外の大注目を集めることに。投稿から2日余りで18万の「いいね」が付き、シェアされた回数は14万回を超えた。女性はチャットグループを五つつくったものの、いずれもすぐに満員状態となるなど志願者が殺到した。女性はその後、「人があまりにも多くなっていて、十分におもてなしできないこともあるかもしれないのでご理解ください。ブタを押さえるだけでなく、火おこしや野菜を切るのを手伝ってくれる人も来てほしいです」などと呼び掛けた。

「ブタ2頭の食肉処理を手伝って」=女性の呼び掛けで1000人押し寄せる―中国

実際に大勢の人が女性の家を訪れたようで、地元である同市合川区の文化・観光部門は11日午前、女性の家の周囲に人が集まっている動画を投稿。訪れた人々がブタの処理を手伝っている様子も見られた。夜には、踊りを披露する人や花火を打ち上げる人がいるなど、お祭り騒ぎになった。この様子はライブ配信もされ、リアルタイムの視聴者が10万人を超えたという。

「ブタ2頭の食肉処理を手伝って」=女性の呼び掛けで1000人押し寄せる―中国

地元職員によると、当日は女性の家の2頭に加え、企業やインフルエンサーが提供した3頭の計5頭のブタが処理され、料理として振る舞われた。訪れた人は1000人を超えるとみられ、「正月よりもにぎやか」だったという。なお、現場にはあまりに多くの車両が押し寄せたため、地元の警察や政府当局が職員を派遣して秩序維持に当たったとのこと。(翻訳・編集/北田)

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