「2025抖音テクノロジー・コンテンツ生態報告」がこのほど発表され、2025年における抖音(中国版TikTok)のテクノロジー分野コンテンツ生態の発展と変化が示された。中国新聞網が伝えた。
報告によると、過去1年間でユーザーのテクノロジー・コンテンツに対する需要は顕著に増加し、年間の視聴回数は1兆4000億回を超えた。これは、抖音を利用するユーザー1人当たり、1日平均6回以上テクノロジー関連コンテンツを視聴している計算になる。質が高く、ディープなテクノロジー・コンテンツが次々と登場し、30分以上の良質な中長尺動画は298%増加した。U航、造梦小懿、秋芝2046といった代表的な抖音テクノロジー系クリエーターが急速に成長し、人工知能(AI)、エンボディドAI、ギークによるモノづくりなど多様な領域をカバーして、より多くのユーザーの関心を集めている。一方で、こうした需要の高まりはテクノロジー産業にも影響を与えており、600社を超えるテクノロジー企業が抖音に進出し、ますます多くのテクノロジー企業が抖音でユーザーと直接コミュニケーションを図るチャネルを構築している。
中国のテクノロジー事業は25年に新たな高みへと到達し続け、AIの技術進化から先端技術の産業化まで、そのたびに一般社会の注目を集めた。こうした熱気は抖音上で存分に現れ、テクノロジー関連コンテンツの年間視聴回数は1兆4000億回を超えた。特筆すべきは、ディープなテクノロジー・コンテンツへの需要が大きく高まり、30分以上の中長尺動画の本数は298%増加したことだ。
ユーザーの熱視線は、特にAIに向けられている。抖音では25年にAI学習ブームが巻き起こり、1000万人以上のユーザーが抖音を通じてAIスキルを学び、AI学習系コンテンツの視聴回数は200%増加した。AI技術はニッチな領域から一般層へと広がり、1748万人のユーザーが5000万件近くのAIテクノロジー関連コンテンツを投稿した。抖音はAI関心ユーザーの中核的な集積地となり、最新の技術動向だけでなく、体系的でディープなチュートリアルや専門的解説が提供され、AI関心ユーザー数は前年同期比105%増加した。
抖音上のAI学習熱は全年齢層に及び、中でも18歳以下の若年層の学習意欲が最も高い。高齢者がAIツールを学んで生活の利便性を高める一方、青少年はAI創作を通じて創造力を刺激するなど、あらゆる年齢層のユーザーが自分に合ったAI学習の道筋を見いだしている。
こうしたテクノロジー熱を象徴する例が、コロンビア大学博士で首形科技創業者の@U航の人気上昇だ。@U航(本名・胡宇航)は顔ロボット分野に注力し、開発したロボット「Emo」は表情の硬直という従来の課題を克服し、人間の感情を最大840ミリ秒前に予測できる。25年から抖音で研究の日常を発信し、フォロワーを「電子株主」と位置付けてコメント欄のアイデアを積極的に製品改良に取り入れ、研究成果を大衆と共に社会実装している。
また、広西チワン族自治区桂平市出身の育児中の父親・姚聡(ヤオ・ツォン)氏は独学でプログラミングと3Dモデリングを学び、低コスト素材で本格的な作品を制作している。抖音アカウント「造梦小懿」では、父子で試行錯誤を重ね、500元(約1万1200円)以内の費用で製作したロボットアームや磁力砲などの作品を公開している。25年2月には、変形メカの動画が中国外交部の毛寧(マオ・ニン)報道官から評価され、中央テレビにも転載されて話題となり、アカウントは急速に157万人のフォロワーを獲得、800万件以上の「いいね」を集めた。これらの作品は保護者にとっての科学教育素材となり、日常生活に息づくテクノロジーへの情熱を示している。(提供/人民網日本語版・編集/ES)











