中国の中医医療機関や中医薬博物館、中医ウェルネス施設などが最近、外国人観光客の静かなブームとなり、新たな消費スポットとなりつつあります。
海南省三亜市の亜龍湾リゾートエリアでは、ロシア、ドイツ、フランスなどから訪れた30人以上の観光客が、ホテルと中医学サービス提供施設が共同運営する「気候を生かしたウェルネス」と「中医学理学療法」を特徴とする「観光プラスウェルネス」パッケージ商品を体験しています。
ドイツ人観光客のナリーさんは取材に対し、「ここでは、はり・きゅうやマッサージが楽しめるだけでなく、三亜の気候も感じられる。まるで自宅にいるように心地よい。中医のエクササイズや太極拳、書道などを学ぶことで、心身ともにリフレッシュできた」と語りました。
浙江省杭州市の河坊街にある老舗薬局「胡慶余堂国薬号」では、ブルガリアから訪れた観光客が体験コーナーで中医薬の香り袋(香囊)作りに挑戦していました。薬剤師が丁子(ちょうじ)、艾葉(がいよう)、ペパーミントなど十数種類の芳香性中医薬材を粉砕したものを用意し、それぞれの名称と効能を丁寧に紹介しました。
その他の地域でもさまざまな取り組みが進められています。例えば四川省中医薬管理局は、省内にある44カ所の「中医薬ヘルスツーリズム実証基地」を活用し、さまざまな国と地域から訪れる外国人観光客や留学生向けにオーダーメイドの観光体験ルートを設計しています。また広東省深セン市は複数の「中医薬文化観光実証基地」を認定しており、昨年末までに市内の各中医病院が受け入れた外国人観光客と香港・マカオ・台湾からの患者総数は10万人以上に達しています。(提供/CRI)











