台湾メディアの中時新聞網は14日、台湾人タレント「叫売哥(本名:葉昇峻。50)」が日本で危うく入国拒否されるところだったと報じた。

記事によると、「叫売哥」は12日、とある賞の受賞のため初めて日本を訪れたが、入国カードに記入する際に「前科あり」の項目にチェックを入れて提出。入国審査官から「間違いない?」とつたない中国語で確認され「間違いありません」と回答すると、小部屋に連れて行かれた。

その後、60歳前後の審査官から書類の記入を求められ、「入国を拒否し(台湾に)送還する」と告げられた。慌てた「叫売哥」は「それ(前科)は若気の至りで犯した過ちです。自分が犯したことには責任を持つべきだと思い、正直に申告しました」と説明した。

また、日本訪問の目的や職業などについて質問され、「私は台湾の芸能人で、受賞のために来たのです」と説明。すると、別の若い女性職員らがインターネットで関連の情報や台湾メディアの報道などを検索し始めた。「叫売哥」も自身が携わった楽曲を流すなど、説得を試みた。

日本で危うく入国拒否の台湾人タレント、その理由は…―台湾メディア

その後、審査官は「叫売哥」の説明にうそがないことを確認した上で入国を許可した。胸をなでおろした「叫売哥」だが、同時に心の中に大きな疑問が浮かんだといい、「これほど多くの台湾人が日本に旅行に訪れているが、正直に申告していない人が大勢いるのではないか」とつづった。

これに対し、台湾のネットユーザーからは「あなた前科あるの?」「私は正直だから言うけど、前科はないよ」「いや、ほとんどの人は前科なんてないでしょ」「なぜ大勢の人に前科があると思うの?」「何が『正直に申告してない』だ。あなたに前科があるからってみんなにあるわけじゃないんだぞ」といった批判の声が殺到した。

このほか、「正直すぎるのは良いこととは限らない」「私には前科はないけど、もし私があなたの立場なら隠すね。入国審査官に面倒をかけないために」といった意見も見られた。(翻訳・編集/北田)

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