世界気象機関(WMO)が1月14日に発表したところによると、2025年は観測史上最も暑い年の上位3位に入り、世界全体で異常な高温が続く傾向にあることを確認したとのことです。WMOは、過去11年間は観測史上で最も暑い11年であり、海面水温の上昇傾向が継続し、2023~2025年の3年間の平均気温は産業革命前の時代に比べて1.48度高くなったと明らかにしました。

一方、欧州連合(EU)の気候情報機関であるコペルニクス気候変動サービス(C3S)が1月14日に発表した年次報告書でも、同様の結論が示されています。「2025年世界気候変動の要点」と題された報告書によれば、2025年の世界平均気温は14.97度で、2023年よりわずか0.01度低く、観測史上で最も暑かった2024年より0.13度低い水準で、観測史上3番目に暑い年となりました。

報告書はまた、過去11年間が観測史上で最も暑い11年であると示しました。2025年の世界地表気温は産業革命前のレベルより1.47度高いものの、2024年の1.6度を下回りました。また、2025年の極域を除く海面水温は20.73度で、観測史上3番目に高い数値でした。

報告書の分析によると、過去3年間の世界的に異常な温暖化には、複数の要因が挙げられるとのことです。第1に、大気中の温室効果ガスが継続的に蓄積され、自然の炭素吸収源による二酸化炭素の吸収が弱まったことです。第2に、海面水温が異常に高いレベルに達し、これはエルニーニョ現象やその他の海洋変動につながり、気候変動により悪化していることです。そのほか、エアロゾルや低層雲、大気循環の変動などの要因も気温に影響を与えているとみられています。(提供/CRI)

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