2026年1月16日、台湾メディアの琅琅悦読は、台湾の特別上映企画で怪盗特集が開幕し、怪盗キッドやルパン三世が登場すると報じた。

記事は、「映画の物語に登場する悪役には、常に特別な魅力がある。

台湾の国家映画・視聴覚センターは、親子から全年齢層までを対象にした『童心シネマ』を特別上映企画を実施。各シーズンごとにテーマを定め、作品をセレクトしており、26年の第1弾として特集された『スリリングな怪盗の世界』が注目を集めている。上映作品のラインナップが発表されるや否や、大人も子どもも大興奮。ルパン三世、怪盗キッド、Mr.FOX、ロビン・フッドが、時代も国境も越えて集結し、スリル、冒険、そして正義が怪盗の世界で華やかに展開される」と述べた。

その上で、まず「名匠・宮崎駿監督が1979年に初めて劇場映画の監督を務めた作品」として「ルパン三世 カリオストロの城」を挙げ、「特集の幕開けを飾る同作では、潜水、カーチェイス、屋根伝いのアクションを繰り広げながら、紳士的な怪盗・ルパン三世が謎めいた古城に忍び込み、カリオストロ伯爵の手から無力なクラリス姫を救い出そうとする。笑いとスリルに満ちた展開の中で、善と悪の狭間に立つルパンの魅力に、誰もが心を奪われるのである」と紹介した。

次に、「数多くのネットユーザーから『神作』と称される、劇場版『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(99年)も再びスクリーンに帰ってくる」と言及。「物語は、怪盗キッドからロシア・ロマノフ王朝の遺産である『インペリアル・イースター・エッグ』を盗み出すとの予告状が届き、江戸川(えどがわ)コナンたちが大阪に駆けつけるところから始まる。しかしキッドは思わぬ銃撃を受けて生死不明に。さらにコナンたちはエッグに隠された謎を追うことになる」と説明した。

また、「米国の鬼才・ウェス・アンダーソン監督による初のストップモーション・アニメ作品『ファンタスティック Mr.FOX』(2009年)も見逃せない」とし、「同作は、英国の作家・ロアルド・ダール氏の児童文学を原作としている。若い頃は数々の農場を荒らしてきたMr.FOXが結婚し、安定した家庭生活を送っていたが、その心の奥では、かつての刺激的な盗みの人生への憧れを捨てきれずにいた。

最後に一度だけ盗みを働いて足を洗おうとした彼は、地上最凶とも言える3人の農夫を敵に回してしまい、結果として森に住む動物たちを巻き込む大騒動へと発展させてしまう」とした。

同じくキツネを主人公とする作品として「ロビン・フッド」(1973年)を挙げ、「後に大ヒットしたアニメ映画『ズートピア』の主人公ニック・ワイルドのモデルとも言われている」と説明。「重税を課す暴君・プリンス・ジョンに立ち向かうため、俊敏なロビンは弓矢大会で勝利を収め、マリアン姫と恋に落ちる。しかしジョンが簡単に彼を見逃すはずもなく、罠を仕掛けて火を放つ。ロビンがこの危機を乗り越え、マリアン姫と結ばれることができるのかが見どころだ」と言及した。

記事によると、「童心シネマ」は怪盗の世界のスリルを体感できる新年度企画として、謎解きゲーム「幻影追跡:フィルム怪盗の世紀対決」も開催する。1月17日の劇場版「名探偵コナン 世紀末の魔術師」、および3月14日の「ロビン・フッド」の上映後に実施され、観客は探偵となって怪盗からの予告状を手がかりに、30分以内にすべての謎を解き、消えた貴重なコレクションを取り戻す。

記事は「『童心シネマ』は闇夜で最も魅力的に輝く悪役たちとともに、子どもたちの歓声と、大人たちの思わずこぼれる笑顔をも歓迎してくれるのだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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