広西チワン族自治区博物館文化クリエーティブグッズショップ内のDIYワークショップには、さまざまサイズの素敵な民族衣装を着た中国のアートトイ「ラブブ(LABUBU)」やちいかわの縫いぐるみが並んでいる。このワークショップのDIY担当の頼世沢(ライ・シーザー)さんは、「ここでは、その場で『着せ替え用の服』をオーダメイドできるサービスを提供している。
ラブブを代表格とするアートトイや縫いぐるみが近年人気を集めており、派生商品の「着せ替え用の服」の人気も高まっている。中でも、中国伝統文化の要素を融合させた民族風の着せ替え用の服が縫いぐるみファンの心をわしづかみにしている。広西チワン族自治区伝統の「壮錦」などの生地を使うことで、伝統工芸が着せ替え用の服として新たな輝きを放っている。
頼さんによると、チームは以前、ミャオ族の銀細工や壮錦シリーズのマグネット、縫いぐるみといったグッズを主にデザインし、2025年2月には縫いぐるみ用のチワン族の女性の髪飾りを打ち出した。「ワークショップの若者も縫いぐるみが大好きで、ミャオ族の伝統的な髪飾りをモチーフにした縫いぐるみ用の帽子をデザインし、店内に並べたところ、お客さんにも気に入ってもらえた。その流れに乗って、関連の商品もたくさん打ち出した。その一つがミニサイズのカピバラの縫いぐるみ用にデザインした壮族の衣装で、販売と同時に一気に人気を集めた」という。
その後、ソーシャルメディアで話題を集めるようになると、同ワークショップには中国各地から縫いぐるみファンがやって来るようになった。頼さんは、「お客さんは着せ替え用の服の民族の特色だけでなく、オーダメイドの過程に参加できることに特別感を感じている。チワン族やミャオ族の伝統的な柄が入った飾りひもや男性用・女性用の服など、デザインに自ら関わることができ、着せ替え用の服が美しく飾るアイテムになるだけでなく、記念にもなる」と話す。
広西民族文化保護・伝承研究センターの陸暁芹(ルー・シャオチン)執行主任は、「無形文化遺産自体に文化的遺伝子が備わっている。壮錦の幾何学模様には民族の記憶や文化的アイデンティティーが詰まっていて、アートトイにオリジナル感を注入してくれる。アートトイという若者が好むアイテムと組み合わせることで、若者と伝統文化の距離が縮まるだけでなく、触れることができ、シェアできるなど、現代的な表現を与えている」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











