中国の商業宇宙企業である北京穿越者有人航天科技有限公司が自主開発した「穿越者壹号(CYZ1)」有人宇宙船の試験船が1月18日、着陸緩衝システムの総合検証試験を無事に完了しました。これは中国の商業宇宙分野で初めて行われた有人宇宙試験船の着陸緩衝に関わる重要技術検証プロジェクトです。
今回の試験では、宇宙試験船の地球帰還時の実際の着陸状況を完全に再現しました。重さ約5トンの試験船が地面から3メートル以上の高さまで吊り上げられ、帰還船は切り離しの指令によって自由落下状態に入り、静止状態から徐々に加速して、パラシュートを開いた後の安定した下降速度に達しました。その後、着陸緩衝システムが作動し、逆推進エンジンから高圧ガスが噴出され、均一かつ安定した逆推力が生じて、極めて短い距離の中で効果的な減速・緩衝を実現しました。
今回の着陸緩衝試験は数日間にわたって、さまざまな状況を想定した検証が行われました。その結果、同宇宙船の着陸緩衝システムは、試験船が地表に接触した際の衝撃加速度を重力加速度の5倍(5G)以内に効果的に制御し、予想を上回る成果を上げました。検証の結果、試験では緩衝プロセスは円滑に行われ、船体構造は無傷で、搭載設備も正常に作動していることが分かりました。
「穿越者壹号」は、中国初の完全な再利用可能設計を目指した有人宇宙船であり、開発チームは試験データを全面的に分析し、パラメータを最適化しながら、今後の宇宙船開発ミッションの基盤を固めていく計画です。(提供/CRI)











