「複雑な外部環境の中、中国経済は安定・上向きを保ち、強靭(きょうじん)性を示した。これはわれわれ多国籍企業にとって真の好機と言える」。

中国政府が1月19日に2025年の経済成長率5.0%と発表したことを受け、世界的に有名な空気清浄機ブランドIQAirのグローバル最高経営責任者(CEO)、フランク・ハメス氏はCRI時評にこう語った。

世界経済の座標系において、この「5.0%」の価値は十分にある。横軸で見ると、中国の経済成長率は世界の主要経済国・経済圏の中で上位に位置し、世界経済成長の最も安定し最も信頼できる動力源であり、世界経済成長に対する寄与率は30%前後に達すると見込まれる。主要な国際機関がこのほど相次いで中国の経済成長率見通しを上方修正し、JPモルガン・チェースやブラックロックに代表される国際資本が中国資産の保有比率を高めていることは、国際社会が中国経済の発展見通しを好感していることを示している。

25年の中国経済年報を詳細に見ると、「安定」が際立った特徴だ。世界経済成長が力強さを欠くなど外部の挑戦に直面しているにもかかわらず、中国の三大産業の付加価値額は依然として成長を遂げ、安定しつつ前進する発展状況を保った。通年の消費者物価指数(CPI)は前年比横ばいだった。都市部調査失業率の平均値は5.2%で、雇用はおおむね安定を保った。物品貿易は過去最高を記録し、外貨準備高は3兆3000億ドルを超え、経済運営はおおむね安定した。

同時に、中国経済の「前進」のペースと「新」のエネルギーも際立った。貿易総額は前年比3.8%増加した。1人当たり可処分所得の実質成長率は5.0%だった。

海南自由貿易港は海南島全域を独立した税関管理区域とする「封関運営」を開始し、高水準の対外開放に向け重要な一歩を踏み出した。また、新たな質の生産力が絶えず発展・壮大化し、重要な科学研究成果が争うように現れた。一定規模以上のハイテク製造業の付加価値額の占有率は17.1%にまで上昇し、一定規模以上のデジタル製品製造業の付加価値額は前年比9.3%増加した。

世界的に有名な会計事務所KPMGがCRI時評に提供した最新の報告書によると、調査に応じた多国籍企業の7割近くが今後3~5年の中国における発展の見通しについて自信を示し、中国市場への投資を堅持すると回答した割合は94%に上った。多国籍企業の中国経済への見通しが世界経済への見通しに比べてより楽観的であることは、中国が実際の行動で外資の信頼を得たことを示している。

中国経済を見る上では、現状だけでなく長期的な勢いにも目を向ける必要がある。世界規模で地政学的緊張の高まりと貿易保護主義の台頭が絡み合い、外部環境は依然として複雑で厳しい。しかし中国経済の長期的上向きを支える条件と基本的傾向に変化はなく、26年~30年の第15次五カ年計画期間に発展の優位性がより明らかになるだろう。中国経済が示す靭性と中国政府の不断の対外開放拡大への決意は、中国が引き続き世界経済「成長のオアシス」であり「革新の揺り籠」であるという確信を世界に与えることを可能にする。(提供/CRI)

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