今から2200年以上前の中国の戦国時代(紀元前475~前221年)の竹簡が2008年、北京にある名門大学清華大学に収蔵されました。これまでに出土した戦国竹簡の中では最多のコレクションです。

清華大の竹簡研究チームは2010年以降、毎年1回のペースで報告書を取りまとめ、最新の研究成果を発表して、学界を騒がせる多くの発見をもたらしてきました。その第15巻となる『清華大学蔵戦国竹簡』が1月19日、正式に発表されました。旧暦の丙午(ひのえうま)の年にちなんで、今回の報告書はこれまで知られていなかった馬政(中国古代政府の官用馬の牧畜、訓練、利用および調達に関する管理制度)に関する文献を集中的に公開し、秦以前の科学技術史と文化史を研究する上で重要な意義があるとされています。

『清華大学蔵戦国竹簡』第15巻には、『馬の管理役』、『馬の諸疾患』、『馬の調教』、『御し方の技術』、『馬を御する心得』という5編の竹書が収録されており、これまでに発見された資料の中で、馬の鑑定や治療、調教、御し方を専門に論述した最古の資料となっています。

清華大学出土文献研究保護センターの黄徳寛主任は、「これらの文献は比較的系統的かつ包括的なもので、非常に重要だ。馬の利用と普及はもちろん大きな意義を持つが、特に馬の能力の活用については、戦車での運用から騎兵戦術への移行に至るまで、各諸侯国の勢力に直接影響を与えていた。馬に対する管理レベルを理解すれば、当時の政治・経済・社会の発展も垣間見られる」と述べました。(提供/CRI)

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