中国メディアの快科技は21日、中国チベット自治区ニンティ市メトク県でただ一人のフードデリバリー配達員、黄凱洪(ホアン・カイホン)さん(24)について伝えた。メトク県は中国で最後に道路が開通した県として知られている。
四川省内江市出身の黄さんは、中国のフードデリバリー大手「餓了麼(現・淘宝閃購)」が2024年8月にメトク県でサービス提供を開始して以来、配達員だけでなくステーションの責任者も兼務している。県内の街頭や路地では黄さんの姿が「見慣れた光景」となっていて、その存在はほぼすべての飲食店に知られている。
黄さんによると、1日の配達件数は平均すると150件ほどにも上る。1年の半分は雨が降るような地域なので道路は非常に滑りやすく転倒の危険が伴う。孤独だと感じることはないそうだ。バイクで走り回るのが好きなので、顔に吹く風の気持ちよさを楽しみながら、収入を得る実感を大事にしているという。(翻訳・編集/柳川)











