2025年の訪日外国人客数が初めて4000万人を超えたとの報道に、中国のネットユーザーが反応を示している。

金子恭之国土交通相は20日の閣議後の記者会見で、昨年の訪日外国人客数が過去最多の約4270万人だったと発表した。

前年比で約16%増加し、初めて4000万人を突破した。

一方で、高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言をきっかけに日中関係が悪化したことを背景に、昨年12月の訪日中国人客数は約33万人と前年同月比で45%減少した。

この情報は中国の大手メディアは報じていないが、SNSでは著名ブロガーらが相次いで取り上げている。

フォロワー680万超のブロガーは「訪日観光客が過去最多。2025年は初の4000万人超え。今では中国人観光客はほとんど(日本に)行っていないだろう」と投稿。フェニックステレビ(鳳凰衛視)東京駐在記者の李淼(リー・ミャオ)氏は「最大の変数は中国人観光客」とし、昨年11月以降に訪日中国人が大幅に減少したことに言及した。

中国のネットユーザーからは「まだそんなに大勢の中国人が日本に行っているのか」「日本人は中国人観光客が多いと文句を言うのに、欧米人やインド人、東南アジア人が多くなっても文句を言わないのか?」「消費力のある中国人は日本に行かなくなったが、一部の人間が貧乏旅行でせっせと日本に行っている」「いいじゃないか。それなら中国がレアアース輸出規制しても問題ないよな?」など、不満や反発の声が上がった。

一方で、「アジアにおいて、最も旅行する価値のある国のトップは日本」「日本は世界中の人が一番に行きたがる観光地」「日本は本当に楽しい。今年もまた行く予定」「先月も数十万人。行きたい人はそれ(関係悪化)でも行く。

阻止することはできない」「トリップドットコムを見てみな。上海発東京行きの便は毎日数十便は飛んでるよ」「サービスレベルは世界トップクラス」「旅行体験がもっと上がれば6000万人もおそらく突破するだろう」といった声も見られた。

このほか、「つい2日前には中国人観光客が減ってるってデータだけが報じられ、訪日外国人客全体のデータがないことを不思議に思っていた。やはりこっちが見ている情報は誰かが見せたいものなんだな」「日本は文化輸出においてかなりの影響力がある。中国はこの点が弱い。中国は得てして壮大な(国としての)ストーリーばかりで、関心を持つ外国人がどれだけいるか。彼らはマリオやポケモンの方に興味を示すんだ」とのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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