2026年1月25日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、中国の国家自然科学基金委員会が不正行為などにより46人の学術関係者を処罰したと報じた。
記事は、同委員会が23日に、26年最初の研究不正行為およびプロジェクト資金の規定違反に関する報告書を発表したと紹介。
また、不正の内容について、大きく三つのカテゴリーに分類できると指摘。一つ目は基金プロジェクトの申請における不正で、申請書の購入、他人の申請書の盗用、重複申請、許可なく他人を参加者として記載する行為、虚偽の倫理審査書類の提出、審査専門家への事前の働きかけや調査妨害などが挙げられたと紹介した。
二つ目は論文に関する不正で、具体的には盗用、データの売買、データの捏造(ねつぞう)や改ざん、他人の署名の無断使用、他人の基金プロジェクト番号の無断記載、第三者への投稿依頼、画像の盗用などが含まれるとした。
そして三つ目は資金の不正取得で、学生へ支払う労務費を教員が回収することによる科学基金プロジェクト資金の詐取や、本来個人が負担すべき旅費の計上などが確認されたと伝えている。
記事はさらに、不正案件の発生地域が北京市、浙江省、山東省、上海市、広東省など17の省、市、自治区に及ぶとしたほか、処罰の内容については、関連する基金プロジェクトへの3~5年間の参加取り消し、助成資金の没収、公開によるけん責などが科されると伝えた。(翻訳・編集/川尻)











