台湾メディアの自由時報は26日、交通部観光署が同日発表した2025年の出入境統計を取り上げ、昨年の出国者数は過去最多の延べ1894万4436人で、人気の目的地は日本、中国、香港・マカオの順だったと報じた。

25年の出国者数は、コロナ禍前の19年の延べ1710万1335人を上回った。

目的地別では、日本が延べ673万817人で最も多く、中国が延べ323万7511人、香港・マカオが延べ219万3705人と続いた。

25年の訪台客数は延べ857万4547人で、前年の延べ785万7686人から9.1%増えた。コロナ禍前の19年は延べ1186万4105人で、約7割まで回復した。訪台客を居住地別に見ると、日本が延べ148万3176人で最も多く、香港・マカオが延べ131万139人、韓国が延べ101万6520人と続いた。

出国者数が延べ1894万4436人だったのに対し、訪台客数は延べ857万4547人で、延べ1036万9889人の「観光赤字」となった。これについて、観光署は、為替レートや航空便の再開、地政学、ビザ(査証)緩和などの要因により、日本や中国、香港・マカオなどの市場で差が広がっていることを挙げた。台湾では1990年以降、出国者数が訪台客数を上回る状況が続いているという。(翻訳・編集/柳川)

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