2026年1月29日、香港メディア・香港01は、スターマー英首相の訪中に際し、製薬大手アストラゼネカが中国へ巨額投資を行うと発表したことを報じた。

記事は、アストラゼネカが2030年までに合計150億ドル(約2兆3000億円)を対中投資に充てる方針を明らかにし、中国国内における医薬品の生産体制および研究開発の規模を大幅に拡充させる意向を示したと伝えた。

そして、スターマー首相率いる今回の訪中団に企業代表として名を連ねた同社のパスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)が北京で、中国を「科学イノベーションや先端製造業、さらには世界の公衆衛生分野で大きく貢献している」と高く評価したことを紹介。今回の150億ドルという投資額を「われわれにとって、中国における過去最大の投資になる」と強調し、中国市場への強いコミットメントを示したと報じている。

また、スターマー首相もこの動きについて、英国国内の製造業における持続的な発展を支援することにつながると歓迎する姿勢を見せたと伝え、英国企業がグローバルな舞台で新たな機会を切り開く手助けをすることこそが、自身の外交活動を突き動かす原動力であると語ったことを紹介した。

記事は、30年以上にわたって中国で事業を展開している同社が対中投資のスピードを加速させていることに注目。昨年にも「5年間で25億ドル(約3800億円)」を投資する計画を公表したばかりだったことに触れ、今回の巨額投資の発表がそれをはるかにしのぐ規模となったことを指摘した。(編集・翻訳/川尻)

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