モバイルマーケティング分析大手のAppsFlyerが1月27日に北京市内で発表した「2026年ゲームアプリ・マーケティング現状報告」によると、2025年における中国ゲーム企業の海外展開は非常に好調で、世界のモバイルゲーム市場での存在感を一段と高めました。

同年、中国ゲーム企業の海外向けユーザー獲得支出は前年から22%増加し、世界全体のゲームアプリユーザー獲得支出に占める割合は35%に達しました。

これは、中国企業が世界市場の成長をけん引する主要な原動力となっていることを示しています。本報告は、iOSおよびAndroid向けの世界9600本のゲームアプリ、計248億回のアクティベーション(うち有料アクティベーション141億回)を対象に分析されたものです。

2025年の世界のゲームアプリユーザー獲得支出は250億ドル(約3兆8000億円)と、前年比3.8%増となりました。依然として米国市場が最大規模を維持する一方、予算流入は5%減少しました。これに対し、トルコやインドといった新興市場はそれぞれ29%、19%の成長を記録し、新たな成長エンジンとして存在感を高めています。

こうした環境下で、中国の海外展開企業はAndroid市場を中心に成果を上げるだけでなく、米国、英国、ドイツ、フランスなど競争の激しい主要市場でも明確な成長を遂げました。その背景にはマーケティングにおける人工知能(AI)技術の活用があります。AIによるコンテンツ制作支援により、主要企業では四半期当たり2400~2600種類の広告素材を制作し、前年比25~30%増と大幅な効率化を実現しました。

さらに、AIツールは日常の運営プロセスにも深く組み込まれており、AIアシスタントの利用の46%がデータ分析や報告書確認に充てられています。AppsFlyerのゲーム事業責任者アダム・スマート氏は、「AIは市場への到達速度と規模を飛躍的に高めており、膨大で断片化したデータを迅速に読み解き行動に移すことが、マーケティング成功の鍵になる」と指摘しています。(提供/CRI)

編集部おすすめ