中国で、上海市から湖北省の実家まで約1400キロの距離を歩いて帰省中の男性が話題になっている。中国メディアの環球網が3日付で伝えた。

報道によると、王(ワン)さんは今年1月1日、「40日以内で徒歩で帰省する」という計画を立てて上海を出発した。上海から故郷の湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州までの距離は約1400キロ。これまで33日間歩き続けており、体重は12.5キロ減ったという。

道中は1日1食で過ごし、靴は2足履きつぶした。王さんは徒歩での帰省を考えた理由について「急性膵炎で何度も入院していて、血中脂質の数値がとても高く、薬によるコントロールもあまりうまくいっていなかった。医者から運動を勧められていて、思い切って休暇を取って帰省そのものを運動にしようと思った」と明かした。

効果は抜群だったようで、歩き始めて24日目に病院で検査を受けたところ、血中脂質がすでに正常値に戻っていることが判明した。この結果に、王さん自身も「信じられない」と驚きを隠せなかったという。

王さんは約15キロの荷物を背負い、1日平均30キロ余りを歩いている。最初の10日間が最もつらく、脚の痛みで一時は諦めかけた。しかし、次第に慣れてきたことに加え、ショート動画プラットフォームで多くのネットユーザーが応援してくれたことで、ここまで歩き続けているという。

王さんはテントを携行しており、これまでにかかった食費と宿泊費は約3000元(約6万6000円)。

あと4日ほどで故郷・恩施の自宅に到着する見込みだという。(翻訳・編集/北田)

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