中国社会科学院は北京で2月4日、「2025年中国考古学新成果」6項目を以下の通り発表しました。

1.河北省陽原県新廟荘遺跡5号地点の文化層底部から発掘された「熱処理石材料」の「爐」

2.河南省新鄭市裴李崗遺跡から出土した陶製の塑像

3.河北省張家口市の鄭家溝1号積石塚の玉猪竜

4.新疆ウイグル自治区ボルタラ・モンゴル自治州温泉県の呼斯塔遺跡東区域墓地

5.山東省青島市琅琊台遺跡の山頂建築物基盤にある竜紋踏步空心れんが

6.新疆ウイグル自治区トルファン市バーダム(巴達木)東墓群にある唐代墓葬の棺座・壺門彩絵翼馬(ペガサス)

中国社会科学院、「2025年中国考古学新成果」を発表

これらのうち、張家口市の鄭家溝遺跡で発見された9基の積石塚において、面積最大の1号積石塚から出土した玉猪竜は典型的な紅山文化の特徴を持ち、放射性炭素年代測定により約5300年から4800年前のものであることが判明しました。

考古学界ではこれまで紅山文化の核心地域は中国東北地方の遼河以西に位置すると考えられていましたが、鄭家溝遺跡の発見は紅山文化の伝播と人々の移動を探るための新たな手掛かりを提供しました。

新疆トルファンのバーダム東墓群は、年代が晋唐時代(883年~923年)に属し、発見された彩絵の翼馬、翼獅子、翼虎などは、筆致が精巧で色彩も鮮やかです。多数の器物は初めて発見されたもので、唐代(618年~907年)における諸民族の交流と共生の歴史を再現しています。(提供/CRI)

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