2026年2月5日、香港メディアの香港01は、英国のキア・スターマー首相が1月下旬に行った中国訪問の成果をめぐり、国内の野党から「実質的な成果が皆無である」と激しい批判を浴びたことを報じた。
報道によると、スターマー首相は1月28~31日に中国を公式訪問した。
また、30日には上海で財界関係者と交流し、約22億ポンド(約4700億円)の対中輸出契約、規制緩和や関税引き下げなどによる約23億ポンド(約4900億円)相当の中国市場アクセス拡大などの成果を挙げたことが複数メディアによって報じられている。さらに、中国訪問中に英製薬大手アストラゼネカが2030年までに中国へ150億ドル(約2兆3000億円)の投資を行うことも発表された。
香港01は、野党・保守党のケミ・ベイドノック党首が今月3日、英国議会下院において、スターマー首相の訪中成果は中国発の人気キャラクター「Labubu(ラブブ)」の縫いぐるみをスーツケースに入れて持ち帰ったこと以外、ほぼ皆無であったと批判し、保守党がSNSのX(旧ツイッター)にその質疑の映像を公開したと伝えた。
また、ベイドノック氏がスターマー首相の対中交渉手法を「弱腰で無力であり、近視眼的である」と厳しく非難した上で、今回の訪問では経済的側面や安全保障上の確約といった、英国にとって実質的なメリットとなる約束をいかなる形でも引き出すことができなかったと指摘したことを報じている。(編集・翻訳/川尻)











