中国メディアの環球時報は6日、「インドが中国を切り離せない理由」とするインドメディア、トリビューンの記事を紹介した。

記事によると、インド政府は、インドを自立した製造業大国へと変革するという目標を掲げている。

しかし、インドをグローバルサプライチェーンと緊密に連携させるという長期的な取り組みは中国製の部品や機械、技術に依存している。電子機器であれ、電気自動車(EV)であれ、太陽光パネルであれ、それらの製造および組み立てにおいて中国製の部品を切り離すことはできない。

中国の不可欠性は港湾などのインフラ部門にも及んでいる。2023~24年版の経済調査は「インドの製造業を活性化し、インドを世界のサプライチェーンに組み込むには、まず自らを中国のサプライチェーンに組み込ませる必要がある」と認めている。

米国よる強引な関税賦課は世界の貿易体制を揺るがし、インドへの攻撃的な姿勢もインドが中国資本に接近する大きな要因となっている。インドでは政府内や企業内から中国に対する姿勢の見直しと修正を求める声が上がっている。

インドは自らの能力を構築することなどを通じて中国からのリスクを軽減するという長期的な戦略を実行している。しかしそれは、中国をインドの経済と産業の野望に結び付けることによって初めて実現可能なのだ。(翻訳・編集/柳川)

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