ミラノ・コルティナ冬季五輪スノーボード男子ビッグエアで銅メダルを獲得した中国の蘇翊鳴(スー・イーミン)(21)が審判のジャッジに言及した。
7日に行われた同種目決勝では、木村葵来(21)が金メダル、木俣椋真(23)が銀メダルを獲得し、日本選手がワンツーを飾った。
ところが、試合直後に中国のSNS上では「日本の審判」がトレンド入り。「同種目決勝には日本人選手が多く進出しており、公平性の観点からジャッジ6人の中に日本人が含まれているのはおかしい」「日本人審判は日本選手には高い得点を付ける一方で蘇には低い点を付けた」といった主張が相次ぎ、実際に日本人審判が日本選手の演技では高い得点を、中国選手の演技では低い得点をつけているキャプチャ画像が出回った。
一方、蘇本人は試合後のインタビューで採点について聞かれると、「今日のジャッジは完全に公平だったと思う。自分としても、理想的な状態での演技はできなかった」と素直に認め、「今日は100%の努力を尽くした。もちろん、より高難度の技を披露したいという気持ちはあった。実際、普段の練習では試合で見せていない、より高難度の技も成功させていた。でも、今日はそれを出すことができなかった。だからこそ、1週間後のスロープスタイルに向けて、より大きなモチベーションが生まれている」と語った。
中国のネットユーザーからはなおも不満の声が上がっているが、「また憎悪をあおっているのか」「本人が完全に公平だと言っている」「他国(日本)を敵視するあまりデマを作り出している」「ネット上では日本を持ち出して対立をあおり、アカウントを伸ばそうとしている人が大量にいる(笑)」「ネット民は彼(蘇)が金メダルでないと気が済まず、そうでなければ審判のせいだと思っているんだ」といった冷静な意見も少なくなかった。
また、蘇については「蘇翊鳴は素晴らしい」「本物の漢(おとこ)だ」「若者の手本になる存在」「確かに優勝した選手の方が出来が良かったよ」「これが度量というもの。中国人の評価は、昔から実際の行動で勝ち取ってきたものであって、心が狭く、ぐちぐち言って稼いできたものではない」「金メダル至上論はいらない。努力すればそれでいいのさ」といったコメントが寄せられた。











