中国東部の浙江省温州市瑞安にある、中国国内で押し出しスパンが最大となる道路・鉄道併用の多塔式剛性吊橋である永寧大橋が2月6日午前、正式に開通しました。
この橋は浙江省初の多用途の2層構造特大橋であり、上層部は温州と瑞安を結ぶ温瑞快速道路が走り、下層部は今後、都市間鉄道S3線および飛雲江を渡る他の鉄道が敷設される予定で、都市間鉄道、高速道路、一級道路、自転車および歩行者通路を一体化した総合的な河川横断通路です。
この橋は全長約3.12キロメートルで、上層は設計時速80キロメートル、双方向6車線で、下層は設計時速60キロメートル、双方向4車線となっており、地域の交通効率が著しく向上する見込みです。
この橋の建設過程では、最大の押し出しスパンや最大の支点反力(荷重)などの世界的課題を克服しました。
幅260メートルの飛雲江をまたぐことに当たり、中間には支えを設置せず、一端から押し出す方法を採用しますが、通常は複数の仮設橋脚を設置して支えます。しかし、永寧大橋の下は、飛雲江を通る航路になっており、通航を妨げる仮設橋脚は一つしか設置できません。このため最大押し出しスパンが130メートルにも達し、国内で建設中の剛性橋梁としては最大規模となりました。
「支え」となる臨時橋脚が一つしかないため、橋脚が受ける支点反力が最大となり、4270トンの重量を支える必要があります。これは国内での押し出し工法による橋梁建設で最大の重量です。(提供/CRI)











