午(うま)年の春節(旧正月、今年は2月17日)が近づくにつれ、年夜飯(年越し料理)の予約市場はすでに活況となっており、イートインと自宅での食事という二つのシーンが並行し、伝統と新しいスタイルが融合する特徴を見せています。

中国のフードデリバリー大手「美団」のデータによると、2月9日時点で、旧暦の大みそか(16日)の年越し料理の事前予約注文数は前年同期比で3倍以上増加し、サイト上の関連検索数も倍増しました。

予約が盛況な5都市は、上海、北京、杭州、広州、南京となっています。

業界団体の調査によれば、8~10人用の家族団らん向けが年越し料理の主流選択肢となっており、1000~2000元(約2万2000円~4万4000円)セットのコースが最も消費者に人気があります。

年越し料理の儀式感や文化的な意味合いをより際立たせるため、老舗飲食店各社は相次いで「午年」をテーマにした特別メニューを打ち出し、伝統料理の復活や民俗イベントを展開しています。例えば、北京にある北京ダックで有名な全聚徳は「騏驥啓新・四味賀春(優れた始まりを迎え、新年を祝う四つの味わい)」をテーマとしたイベントを開催し、北京の山東料理の老舗「同和居」は「駿棗納福(新年に幸運を招く駿馬の祝い)」をテーマとした料理を提供し、消費者に新年の祝福を届けます。

今年注目されるのは、消費習慣の変化に伴い、「軽く調理する」年越し料理スタイルが非常に高い人気を集めている点です。SNSの抖音(ドウイン)のデータによると、1月16~29日、年越し料理関連製品の取引総額は前年同期比で92%増加し、シーフードの年越し料理ギフトセットや伝統料理の仏跳牆、大盆菜などが人気カテゴリーとなり、手軽で便利な調理済み・半調理済みの年越し料理が好まれています。(提供/CRI)

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