中国のSNS・小紅書(RED)にこのほど、「日本のタクシー運転手に衝撃を受けた」との投稿があり、反響を呼んだ。

北海道・札幌でタクシーに乗ったという投稿者の女性は、ある動画を投稿した。

動画には、運転席から降りた高齢のドライバーが走って横断歩道を渡り、角にいた歩行者の男性に声をかけて、繰り返し頭を下げる様子が映っている。

女性は「道にはたくさんの水っぽい雪が残っていて、(タクシーが)うっかり水をはねて通行人の服を汚してしまった。タクシー運転手のおじさんは翻訳機で私に『ちょっと待っていてください』と伝えて、5000円を手にして走って謝りに行った」と当時の状況を説明し、「初めて日本に来たからかもしれないけど、本当に衝撃を受けた」とつづった。

この投稿に中国のネットユーザーからは「謝りに行ったのは違法になるからに過ぎない。警察に通報されると困るからだ」「日本は表面的な礼儀がうまい国」などと揶揄(やゆ)する声が散見されたが、「心が温まる」「こういう礼儀は本当に素晴らしい」「われわれ(中国)ならそのまま逃げておしまい」「どっちが本当の『礼儀の国』なんだろうね」「『表面的な礼儀』すらできない人は中身もろくでもない」との声が多く上がった。

また、「日本の旅行体験は本当に素晴らしい」「しかも、日本のタクシーは本当にピカピカで清潔。足をどこに置いたらいいか分からなくなるほど」「日本の動画にはコメントしづらいが、われわれが学ぶべきはモラル教育。われわれにはそれが非常に欠けている」「以前は日本に良い印象はなかったけど、数年滞在したら認識が完全に覆った」といったコメントも寄せられた。

このほか、「日本旅行で一番驚いたのは、道路を歩いている時に後ろから車がゆっくりとついてきていたこと。しばらくしてから道をふさいでしまっていることに気付いて慌てて譲ったけど、その間、まったくクラクションを鳴らされなかった」との体験談や「日本から(中国に)帰国して長くなると、こういうこと(日本のような礼儀正しい言動)を高望みしなくなる。ただ喫煙者が公共の場所でたばこを吸わないでくれなければそれでいいんだけどなあ」と、日本の環境を懐かしむコメントも書き込まれている。(翻訳・編集/北田)

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