仏RFIの中国語版サイトは13日、世界的に知られるルーブル美術館で被害額が1000万ユーロ(約18億円)に上るとされる大規模なチケット詐欺が発覚し、これに観光ガイドの中国人夫婦が関与していたと報じた。
記事によると、この捜査は2024年末にあったルーブル美術館側からの通報がきっかけだった。
また、24年末の通報は、館内でガイドをしていた中国人夫婦をめぐって、警察の不法移民取り締まり担当部門に寄せられたものだった。
夫婦は同じチケットを繰り返し使って別の中国人観光客を入館させていたことが明らかになり、その後、他のガイドによる同様の手口や、「美術館の内部に仲間がいるのではないか」との疑惑が浮上。検察は25年6月に正式に立件し、容疑には「組織的詐欺」「組織的マネーロンダリング」「公職者による能動的・受動的な汚職」「不法入国および不法滞在の組織的ほう助」「偽造行政文書の使用」が含まれる。
調査によれば、このネットワークは約10年にわたり、1日最大20組の団体客を不正に入館させていたという。
同美術館では25年10月、被害額が8800万ユーロ(約160億円)と推定される窃盗事件が起きており、記事は「世界を驚かせた窃盗事件に比べると、今回の詐欺は表面化しにくい事件だった。だが、その規模と継続期間は同様に衝撃的だ」と指摘した。(翻訳・編集/野谷)











