中国計量科学研究院(NIM)が開発したストロンチウム原子光格子時計のNIM-Sr1がこのほど、国際標準時の校正に使用されることを認められました。中国の光時計は国際標準時の校正に参加するという「ゼロからの突破」を実現しました。
国際標準時は、世界各地の時刻維持機関が共同で生成しており、世界で最も高精度の基準原子時計によって校正されています。現在では、「秒」の定義に用いられているセシウム原子時計の性能は「数億年に1秒もずれない」レベルですが、最新の光時計は「数十億年から百億年に1秒もずれない」ほどの超高精度を達成しており、近い将来、セシウム原子時計に代わって時間の計量単位である「秒」の再定義に使われ、国際標準時の校正にも活用されることで、その正確さがさらに向上すると期待されています。
国際度量衡局(BIPM)は、第454号の国際時刻周波数公報で、NIMが開発したストロンチウム原子光格子時計のNIM-Sr1の校正データを公表し、この時計が時間・周波数諮問委員会(CCTF)の専門家グループによる厳格な審査に合格したことを明らかにしました。
今回は、NIMが開発した新型のセシウム原子泉時計のNIM6も同時に審査を通過しました。その不確定度指数は、セシウム原子基準時計として国際的なトップレベルに達しました。(提供/CRI)











