中国は2月12日午後、南部の広東省の周辺海域で運搬ロケット1機による7基の衛星の同時打ち上げに成功しました。衛星のうち対地観測衛星「港中大1号」には、世界で初めて都市の持続可能な発展のために開発された大規模言語モデルの人工知能(AI)が搭載されています。

「港中大1号」は香港中文大学が設計、研究開発、利用に参画した、高解像度のリモートセンシングとAI技術を導入した衛星であり、まさにAIの大規模言語モデルを宇宙に持ち込んだことになります。

「港中大1号」の研究チームは、衛星搭載の演算能力に制限があることや、軌道上での運用に高い安定性が求められるといった課題に対して、世界で初めて衛星に搭載するためのAIの大規模モデルの軽量化とプロセスの再構築を行いました。このことにより、衛星上でデータの対象物識別や特徴抽出を完結させることが可能になり、従来の対地観測における「膨大なデータの回送、地上での処理、反応の遅延」という技術的な課題を克服して、インテリジェントなリモートセンシング応用のための新たな技術モデルを構築しました。

同衛星は防災や減災、スマート交通、生態保護などに利用できるとのことです。(提供/CRI)

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