2026年2月13日、韓国メディア・韓国経済は「ミラノ・コルティナオリンピックのスキー・スノーボード競技で韓国選手が相次ぎメダルを獲得した背景には、ロッテグループの支援と大韓スキー協会の協力があった」と伝えた。大韓スキー協会の「会長企業」であるロッテは2014年から10年以上にわたり、300億ウォン(約30億円)以上を投じ、全面的な支援を行ってきたという。

今回、スノーボード女子ハーフパイプ決勝で金メダルを獲得したチェ・ガオン(17)は、24年1月、競技中に腰を負傷したが、ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名・重光昭夫)会長が手術からリハビリまでの全行程を支援し復帰を後押ししたという。

辛会長はスキー愛好家としても知られる。「才能ある若き選手たちが競技だけに集中できるように支援を惜しむな」と語り、22年にロッテスキー&スノーボードチームを創設。国内外での個人トレーニング費、各種装備などを支援している。今大会に向けてもベースキャンプを構え、装備専門家2人、体力サポート6人、コーチ3人、行政担当4人を派遣し、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう支えているという。

チェ・ガオンには「長いリハビリ期間を乗り越え自らの価値を証明し、韓国の雪上種目に新たな歴史を刻んだチェ選手を誇りに思う」とメッセージを送ったという。

チェ・ガオンだけでなく、スノーボード女子ビッグエアで銅メダルに輝いたユ・スンウンもロッテの支援の下、才能を花開かせた。韓国女子で初めて雪上種目のメダリストとなったユ・スンウンに、辛会長は「韓国スノーボードの歴史に新たな里程標を打ち立てた。相次ぐ負傷を乗り越えてのメダル獲得の知らせは一層うれしく、今後も惜しみない支援を行う」と伝えている。

このほか、韓国選手団メダル第1号となったスノーボード男子パラレル大回転銀メダルのキム・サンギョムにも祝賀メッセージを送っている。選手らには辛会長から褒賞金も贈られるという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「大企業の総帥による静かな支援がスポーツの力になる。称賛すべきことだと思う」「すばらしいね、ロッテ」「ロッテに感謝、頑張った選手たち、ありがとう」「誇らしい韓国企業「すばらしい美談だ」「辛会長カッコいい」など、称賛の声が相次いでいる。「国民の税金を使ってエリートスポーツ産業を育成するのはやめて、財閥の金を投じればいい」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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