中国駐大阪総領事館が日本への渡航自粛を改めて呼び掛けたことに、中国のネットユーザーが反応を示している。

同領事館は15日、大阪市中央区の道頓堀で刃物による刺傷事件があり、1人が死亡、2人が負傷したことを説明。

その上で、「最近、日本の一部地域では治安環境が不安定で、同様の凶悪事件が多発・頻発している」とし、「春節(旧正月)休暇にあたり、改めて中国国民に対し、当面は日本への渡航を避けるよう呼び掛ける」とした。

昨年、高市早苗首相のいわゆる「台湾有事」発言をきっかけに日中関係が悪化して以降、中国は繰り返し日本国内の事件・事故を理由にして日本への渡航自粛を呼び掛けている。

中国のネットユーザーからは「さんざん注意喚起されているのに、まだ行こうとするやつがいる」「日本は危険。私は絶対に行かない」「行こうとするやつは何を言っても止められない」「行くなら自己責任で。後で国に迷惑をかけるなよ」「この時期にわざわざ日本に行く中国人は人にあらず」「日本から帰国する人間を厳しく調べればいい」といった声が上がった。

一方で、「その事件の被害者は中国人なの?」「犯人と被害者はそれぞれどこの国の人だ?」との疑問の声や、「うわ、これは参った。もうカンボジアに行くしかないな」「カンボジアに旅行に行きなさいってことだな」「ミャンマーやカンボジア旅行がお勧め。日本は危険すぎる」「分かりました。ロシアに行けばいいんですね」「ロシアなら安全(苦笑)」など、中国人が巻き込まれる事件が起きていながら特に渡航自粛が呼び掛けられていない他国を引き合いに出し、皮肉るコメントも多数寄せられている。

このほか、「やっぱり国内が一番だ。国内には刑事事件なんて存在しないからな」と揶揄する声や、「この前、札幌に行ってきたけど、何も問題なかった。人が少なくて快適だった(笑)」と報告する声もあり、中には「独立的な思考を持ち、物事の是非は自分で判断しよう」とのコメントも見られた。

(翻訳・編集/北田)

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