旧暦大みそかにあたる2月16日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の年越し番組「春節聯歓晩会(春節の夕べ、略称「春晩」)」が北京時間午後8時から放送されました。その中で、浙江省杭州市に本社を置くロボットメーカー・宇樹科技(UNITREE)が開発したロボットが河南省塔溝武術学校の子どもたちと共演した演目「武BOT」が披露され、会場を沸かせました。

ロボットは、機敏な動きで、流れるように人と武術演舞を繰り広げ、観客から大きな喝采を浴びました。走り回るパルクールのような動作や、片足での連続宙返り、高難度ジャンプ、素早い隊形変化をこなすだけでなく、子どもたちと棍術で対決するような演武や、酔拳まで披露しました。

今回の演出のため、「春晩」制作チームと宇樹科技の技術チームは複数のロボットの「世界初」となる動作を共同で研究・開発し、春晩の舞台で初公開しました。

宇樹科技の創業者兼CEOの王興興氏は、「知能ロボットの本質は技術を誇示することではなく、技術を人のために役立てることにある」としたうえで、「演技や走行、武術の動きも、根底にあるのはロボットの安定性を高めることにある。運動能力は、知能ロボットにとっての前提条件で、まずしっかりと立って走ることができなければ、実用的な作業に移れない」と説明しました。

王氏によると、2026年には、実用性を重視したサービス型ロボットに加え、最先端科学技術に挑む研究型の新製品も複数開発中だということです。(提供/CRI)

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