オーロラが見られることで有名なロシアの村で、中国人観光客100人余りが40時間以上足止めされる出来事があった。中国メディアの上游新聞が17日付で報じた。

記事によると、「オーロラ村」として有名な小さな漁村・テリベルカからムルマンスクへ向かう道路が積雪により通行不能となり、100人以上の中国人観光客が40時間余り足止めされることになった。現地政府が宿泊先や除雪を手配し、16日午前には足止めされていた中国人観光客らは村を出発することができたという。

広東省から訪れていた女性は「私と友人は13日にテリベルカに到着した。もともと16日に出発する予定だったけど、天候が悪化したので15日の夜にチャーター車で出発することにした。でも、道路が封鎖されていることを知らなかった。すでに宿をチェックアウトしていたので、現地の学校に収容された」と話した。

ロシアの村で中国人観光客100人余りが40時間以上足止め、中国ネット「これが日本なら…」

上海市から母親と一緒に訪れていた別の女性は、14日にムルマンスクから日帰りの予定でテリベルカを訪れた。ところが、大雪のために交通規制が始まり、その日の夜は立ち往生したバスの中で一夜を明かした。結局、ムルマンスクに戻ることができたのは16日午前11時ごろだった。女性は「ガイドと現地スタッフが終始、私たちに付き添ってくれた。SNS上で情報を共有して互いに励まし合ったことで、みんな落ち着いていた」と語った。

ロシアメディアのタス通信によると、現地の緊急対策本部は、悪天候のためテリベルカで足止めされていた中国人観光客を輸送する車列が16日午前に現地を出発したと発表した。

車列は「大型バス8台と小型車少なくとも10台」に及んだといい、救出された観光客の多くは空港に直行し、その他の一部は航空券やホテルの再予約を行ったという。

中国のネットユーザーからは「ロシアに行くとはね…」「自業自得」「なぜ今まさに戦争中の国に行くんだ」「中国人は本当に金を払って災難に遭うのが好きだな」「金持ちの考えることは分からん」といった声が上がり、中には「これが別の国(日本)だったら、行くのを避けるように呼び掛けられているところだ」と、中国政府の日本渡航自粛要請を皮肉るようなコメントも見られ、多くの共感を集めていた。(翻訳・編集/北田)

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