大洋調査を実施中の中国の4つの科学調査隊が新たな進展を遂げました。
有人潜水艇「蛟龍」を搭載した調査船「深海1号」は現在、西太平洋で科学調査航海を実施しています。
北京時間2月16日、「蛟龍」は419回目(今回の調査では8回目)の潜航を実施し、水深4000メートルを超える海域に到達しました。今回の航海では、「蛟龍」と無人遠隔操作潜水機の常態的な連携運用が行われており、「一隻の調査船に二つの潜水機」という運用モデルが本格的な実用段階に入ったことを示しています。
北西太平洋では、中国の科学調査船「向陽紅03号」による第91次航海が、北京先駆公司が契約した多金属団塊鉱区で資源と環境の調査を進めています。これまでに、契約鉱区における資源分布の特性や冬季の環境パラメータを取得し、今後の採鉱装備試験に伴う環境影響評価に向けた基礎データを提供しています。
また、北西インド洋では、「向陽紅01号」による第94次航海の調査隊が水柱観測を実施中で、人間活動と気候変動という二重の影響下で進行する海洋環境の変化や低酸素現象の発生メカニズム、生物多様性の変遷と適応のメカニズムなどの解明に重点を置いています。
さらに、第95次航海を実施する調査船「大洋」は南西インド洋に向けて航行中で、多金属硫化物資源の探査や環境ベースライン調査を実施する予定です。これは、中国の硫化物鉱区における資源評価と環境評価に向けた重要なデータを提供することになります。(提供/CRI)











