2026年2月11日、中国のSNS・小紅書(RED)に「日本アニメにおける中国のイメージ」と題した投稿があった。

投稿者は、「日本の二次元フィルターを通すと、中国人はみんな武術の達人に見えるのだろうか。

日本アニメの中で少しぎこちない中国語のセリフが登場するたびに、コメント欄はたちまち『中国語試験会場』と化す。日本アニメにおける中国要素は、長らくこうしたイメージと結びついてきた。しかし近年では、徐々にステレオタイプを脱しつつあるのも事実である」として、日本アニメで描かれる中国のイメージを徹底的に整理した。

その上で、「日本アニメにおける中国の女性キャラクターといえば、チャイナドレスにお団子頭というイメージが長らく定番であった。いわゆる『中華娘』は、視覚的に分かりやすいアイコンとして造形されてきたのである。男性キャラクターの場合は長髪が多く、美形として描かれる場合には三つ編みや一本結びといったアレンジが加えられることが多い。また、中国出身というだけで、武術にたけている設定が付与されることも多い。東洋の神秘的な力は、しばしば『中国カンフー』というラベルを貼られてきたのである」と述べた。

さらに、「日本のアニメ作品の中でも中国を象徴するパンダは頻繁に登場し、愛らしさの象徴として扱われてきた。日本の人々もまたこよなくパンダを愛しているのである。また、龍や麒麟、白沢(はくたく)といった中国神話の神獣も、日本アニメの中ではたびたび圧倒的な力や神秘性の象徴として描かれることが多い」と言及した。

また、「物語のスケールが拡大し、世界的な勢力争いが描かれる際はしばしば『神秘なる東方の大国』として中国を想起させる国が設定されたり、物語の舞台そのものが架空の中華風世界に設定されたりする。

架空世界だけでなく、中国史そのものを題材にした作品も少なくない」と紹介した。一方で、「もっとも近年の日本アニメはこうした定型的な中国像から徐々脱却しつつある。単なる『チャイナドレス』『カンフー』『パンダ』といった分かりやすいアイコンに頼るのではなく、より多様で立体的な中国人キャラクターもに描かれ始めているのだ」と論じた。

この投稿には他のユーザーから「『聖闘士星矢』に出てくる童虎(どうこ)は中国人だよね」「『中華一番!』は、悪役も全員中国人だし、料理人たちはみんな化け物級にすごい」「はは、あの赤いチャイナ服でお団子頭の子は神楽っていうんだよ。彼女の故郷は中国をモデルにしてるから、作中で『チャイナ娘』って呼ばれることもある」とのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/岩田)

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