中国メディアの紅星新聞によると、タイのチェンマイにある複数の施設で8~18日の11日間に72頭のトラが死んだ。

タイ農業協同組合省畜産局によると、死んだ72頭の内訳は、メーリム地区の施設で21頭、メーテーン地区の施設で51頭。

メーテーン地区の施設で8日ごろから数十頭のトラに傾眠や食欲不振、発熱などの症状が見られ、その後急速に拡散し、相次いで死んだ。

原因については当初、餌として使用された生鶏肉の可能性が疑われたが、サンプル検査で排除され、犬ジステンパーウイルスとマイコプラズマ菌の複合感染によって引き起こされたことが確認された。

犬ジステンパーは感染力の強いウイルス性疾患で、分泌物や空気中の病原体との直接接触によって感染し、動物の呼吸器系、消化器系、神経系に深刻な損傷をもたらす。マイコプラズマ菌は、ダニやノミ、ハエを介して感染し、溶血性貧血を引き起こし、赤血球の破壊につながるという。

タイのチェンマイで11日間に72頭のトラが死ぬ―中国メディア

畜産局は、動物から人に感染することはないと強調した。施設の職員は全員、健康診断を受け、結果はいずれも正常だという。(翻訳・編集/柳川)

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