2026年2月22日、香港メディアの香港01は、福建省福州市連江県にあるカフェ「古石崖壁コーヒー」が春節(旧正月)休暇期間中にSNSで話題を集め、多くの観光客が訪れていることを報じた。

記事によると、海に面してそそり立つ断崖絶壁に、客が安全ベルトを装着したままほぼ垂直な崖壁に固定された「座席」に腰を下ろし、足元に広がる大海原を眺めながらコーヒーを楽しむカフェが話題だ。「見ているだけで足がすくむ」とネット上で大きな反響を呼んでいる。

このカフェでは、客がワイヤーやはしごを使って崖を移動するアウトドアスポーツ「ヴィア・フェラータ」方式での崖下り体験(1人398元=約8800円)か、春節限定の崖横断体験(同188元=約4160円)を選ぶことができるといい、専門のコーチが同行するためクライミング経験は不要で、座席の高さは約60メートルに達するという。

398元という価格はコーヒー代のほか、保険料、専門装備のレンタル料、コーチのガイドサービス料がすべて込み。時間制限もなく、客は望む限り崖の上で景色を満喫できるとのことで、運営責任者は「客はただコーヒーを飲む『テーブル』を変えただけ」と述べている。

崖に設置されたカフェが話題に―中国
崖に設置されたカフェ

記事は、実際に訪れた客の声として、最初こそ足がすくんだものの、3本の安全ベルトとコーチの同行で安全性が高いと感じ、「十分に体験する価値がある」といった評価を伝えた。

また、ネットユーザーからは「高所恐怖症には絶望的」「コーヒーを飲むというより、心臓のドキドキを飲んでいる」「命がけでコーヒーを飲むのか」といった、驚きと笑いが入り混じるコメントが相次いだことを紹介している。(翻訳・編集/川尻)

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