2026年2月22日、韓国・ソウル新聞によると、物価高の韓国で「コスパのいい昼食」とされてきたファストフードが値上がりし、20~30代の若い会社員からは「最後のとりでが崩壊した」という反応が出ている。

マクドナルドは今月20日、ハンバーガーやドリンクなど35品目の価格を平均2.4%引き上げた。

ビッグマックセットは7400ウォンから7600ウォン(約815円)となった。バーガーキングも12日から価格を調整し、ワッパーセットが9200ウォンから9600ウォンに値上がりした。セット価格が1万ウォンに迫り、「もうハンバーガーもぜいたく」との声が聞かれるようになった。

ソウル市中区で働く30歳の会社員は、22日にマクドナルドを訪れたが注文せずに店を出た。「ハンバーガーは気軽に食べられる昼食だったが、これからは悩むことになる」「もっと安い店を探さないと」と話している。

韓国消費者院によると、先月のソウル地域でののり巻き1本の平均価格は3800ウォンで、前年同月比7.4%上昇した。サムギョプサルの価格(200グラム基準)も2万1056ウォンで、3.8%上がっている。

ランチ代の負担が大きくなり、会社員の間では「弁当回帰」が広がりつつあるという。早起きして弁当を作って持参する人、コンビニ弁当を買う人、さまざまだが、6000ウォンほどというコンビニ弁当の価格も負担に感じられるという。ある20代の会社員は「上司のおごりでなければあまり店でランチを食べない。コンビニ弁当も高いなと思う時はカップ麺にする」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「でもはやりのスイーツは食べるんじゃないの?」「コーヒーはスタバで…」「ランチは高いけど、ドバイ餅クッキーには行列ができてるし、スタバには席がない(笑)」「日本や東南アジア旅行には行くんだろ」「他のことには金を使うのに、昼飯代だけはけちるんだな」といった声が多数寄せられている。

その他、「ハンバーガーものり巻きも単品だけでは満腹にならない。気軽に食べられる値段ではなくなってきたね」「ハンバーガーはもともと高かったような…」「この国の物価はまともじゃないよ。庶民は死ねというのか」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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